12月
19
カフェ・ソフトウェアクオリティ第68回勉強会
1.「UXライティングは開発工程で使えるか?」2.「RPA開発における工数見積りと非機能設計の勘所」
主催 : SQiP-SIG_カフェ・ソフトウェアクオリティ
イベントの説明
はじめに
カフェ・ソフトウェアクオリティ勉強会を開催します。
「カフェ・ソフトウェアクオリティ」は、ソフトウェア品質に関わる勉強会です。
(本勉強会にはどなたでも無料でご参加いただけます)
タイトル: トーク1:UXライティングは開発工程で使えるか?
登壇者:小島 義也さん
UX(ユーザーエクスペリエンス)をソフトウェア開発に取り入
れている企業は多いと思います。
UXは、製品やサービスの利用に関わるあらゆる要素を含んだ
幅広い概念で、使いやすさ、使い勝手、使い心地、感動などが
その観点として挙げられます。
UXライティングは、そうした観点から製品やサービスを通じて
得られるユーザー体験において、インターフェイスの見た目や
挙動だけではなく、言葉の選び方や表現の仕方をも含めて
考えていく手法です。
私はUXの専門家ではありませんが、このUXライティングという、
比較的新しい分野について、
理解した範囲で紹介したいと思います。
そのうえで、お集まりの方々とソフトウェア開発工程での使い所
の可能性を話し合い、本手法の有効性や新たな気づきを
共有できればと考えています。
タイトル: トーク2:RPA開発における工数見積りと非機能設計の勘所
登壇者:長坂 昭彦さん
RPA(Robotic Process Automation)はロボットによって
ホワイトカラーの事務作業を自動化・効率化する技術として
近年多くの企業が採用しています。他方でRPA開発における課題も
顕在化してきており、例えば次の2点が挙げられます。
①工数見積り手法が確立されておらず過少見積となる場合がある
②非機能観点の設計ルールが未確立で品質にバラツキが出やすい
①要件定義段階で精緻な見積が実施されないまま開発に着手すると
スケジュールの遅延や品質低下を招きます。
②自由度の高さからRPAツールを習得すれば直ぐに開発可能ですが、
複数開発者で同時開発を進めるとエラー時のリトライ方法が開発者
毎にバラバラで運用が煩雑、保守レベルの低下を招きます。
上記2点の課題を解決するため、弊社では見積精度と品質向上に
取り組んできましたので、概要と効果をご紹介します。
①ファンクションポイントを活用した規模試算と工数見積り
②RPA専用の非機能設計ガイド策定
本トークは、
現状のロボ品質に課題を抱えてる方
本格展開前に何を整備しなければならないか分からない方
には、業務で有効に活かせる内容となっております。
<タイムテーブル>
時間 | プログラム内容 | 登壇者 |
---|---|---|
18:30 | 受付開始 | - |
19:00 | オープニング | 世話人 |
19:05 | 自己紹介 | 全員 |
19:15 | トーク1 | 小島 義也さん |
20:00 | トーク2 | 長坂 昭彦さん |
20:45 | クロージング | 世話人 |
20:50 | 片づけ | 全員 |
21:00 | ビルより完全退場 | 全員 |
------------ | -------------- | ------------ |
21:15 | 懇親会(居酒屋) | 希望者(約2千円) |
<オンライン視聴について>
残念ですが、今回もオンライン配信を予定しておりません。
以前、YouTubeライブによる配信を試行しました。幾つか問題が発生しまして対策を検討して
おりますが、再開の目途はたっておりません。遠隔地などご来場できないかたにはご迷惑をおかけします。
今後ともテスト配信の際には引き続きご協力をお願いします。
19:00以後に到着された場合の入館方法
日科技連東高円寺ビルは、セキュリティ管理の都合上19:00に施錠され、
この時刻以降は入館できなくなります。
極力、定刻前まにで入館するようお願いいたします。
やむなく遅れる方は、当日19:00までに予定時刻をご連絡下さい。
以下のように対応いたします。
・到着しましたら、 cafe-swq-query@juse.or.jp にメールし、
表玄関の前でお待ちください。
・世話人がメール確認後、玄関まで迎えに行き内側からドアを開けます。
・世話人は運営に従事しているため、少しお待たせすることがあります。
ご了承ください。
スムーズな運営にご協力下さいますよう、お願いいたします。
資料
勉強会の前日までにUPされます。
https://coredrive.com/jp/boards/cafe_swq_doc
事前にダウンロードしておくことをお勧めします。
資料の細部等は、当日の画面では確認しづらい場合がございます。
なお、勉強会当日に画面に投影するだけに限定し公開資料には含まれな
いものもあります。ご了承のほどお願いいたします。
参考論文
トーク2はSQiP2019シンポジウム経験発表論文の再演になります。
https://www.juse.jp/sqip/symposium/timetable/files/A2-3_ronbun.pdf
勉強会のねらいと形式
本勉強会は、「参加者相互が意見交換することで刺激やヒントを得る」ことを一番のねらいにしています。
そのため、本勉強会は、気軽な発言ができるLT(ライトニングトークス)の形式を取っています。
・トーカーが1人25分間で「トーク」します。
・その内容に関して25分間ほど、参加者で意見交換します。
(トークと意見交換の時間配分は、トーカーに任されています。)
上記45分程度を1ラウンドとして、90分の時間内で2ラウンド実施します。
90分1ラウンドで実施する場合もあります。
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